ハッカソンとはハックとマラソンという言葉を組み合わせてできた造語です。1990年代のアメリカで始まったIT業界の祭典で、2000年代に入ってからは数多くのIT企業がハッカソンを開催するようになりました。
ハッカソンの内容は、チームで行われるもので、数時間もしくは数日限定のチームを結成し、制作した成果物を発表し合いながら競い合うというものです。アメリカで始まった当初は、テーマに沿ったプログラミングを完成させるという簡素なものでしたが、現在は開発イベントとして行われています。
ハッカソンは、エンジニア個人にとっては、チームワークを体験できる最高の機会と言えるでしょう。チームメンバーは職場環境とは異なり、利害や上下関係が一切関係ないメンバーで構成されるので、フラットな関係性のなかでお互いの知識や技術を出し合いながら1つのものを作り上げるという経験を積むことができるのです。
こうした体験は、エンジニアのスキルアップにも繋がるため、フリーランスのエンジニアはもちろん、企業で働いているエンジニアにとっても大きなメリットを得ることができます。企業で仕事をしていると、仕事内容がマンネリ化してしまい腕がなまってしまうということもあります。しかし、ハッカソンを通してさまざまなところから集まった自分とは異なるエンジニアと交流することで、刺激を受けることができ、新たな目標を見つけることにもつなげることができるのです。
ハッカソンへの参加はエンジニアにとってとても大きなメリットがあります。機会があれば、参加してみることをおすすめします。
Comments are closed.